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KBB BajaProg日記2004 ブログトップ

~現地編(6)~ [KBB BajaProg日記2004]



シアターから直接アルフォンソ宅へ向かう。もう打ち上げは始まっていた。続々とお客さんが増えていく。ウェルカムパーティの時より充実しているメキシコ料理類がとっても美味しい。なかでもタコスはやっぱり一番うまい。色々と食べまくりたいのだが、スタッフとか出演者の人たちが次々と話しかけてきてくれて、なかなか食べられない。何か食べようとすると「寿司があるぞ」と勧めてくれる。(笑) 寿司と言ってもカリフォルニア巻のようなもの。やはり現地のものをいっぱい食べ納めしておきたいところだ。そういえばガリが大好きだという変なメキシコ人がいたなぁ。
BajaProg 出演のヴァイオリニスト全員が揃っていたので、色々と情報交換したり写真を撮りあいっこしたりと盛り上がった。ARTI E MESTIERI の連中も来ていて、こちらも記念撮影をしたり、CDをあげたり。まぁとにかく最後なので盛り上がった。アルフォンソ宅は人だらけで大変な騒ぎである。
しかし時間はあっと言う間に過ぎてしまい、帰りのバスの時間が近づく。フェルナンド君がとっても悲しそうな顔をして「もう時間じゃないのか」と言ってきた。彼には本当にこの旅の間中お世話になった。片言の英語ではたいして気持ちも伝えられず、本当にもどかしい。またの再開を約束して会場を後にした。「本当に良い人たちばかりだね」と言った高橋さんの言葉が胸にしみた。
出発は AM 3:00。ホテルに観光バスが迎えにきた。サンディエゴに行く他の1バンド+数人と一緒だ。アメリカ入国はかなり厳しいかと思ったが、意外とあっさりと通過。バスから荷物を一回出して、また入れなければならないのが面倒なくらいであった。
サンディエゴには早朝に到着。眠い。しかし腹が減ったのでマクドナルドで朝食。んー、アメリカの味だ。日本のマクドナルドは美味いと思う。(笑)しかも安いし。
お土産などを物色した後、チェックイン。両替も済ませ、例の小さい飛行機に乗り込む。さすがに2回目はなれたもので、半分くらいは寝てしまっていた。サンノゼ空港での乗り換え待ちの間にみんなはお土産などのお買い物。僕は待合室でボーっとしていた。周りに日本人が多くいて、なんとなくもう帰ってきた感じだ。
帰りの飛行機では座席前のディスプレイが壊れていて謎の画像が表示されるだけの状態。しょうがないのでノートPCを持ち出して前半の日記をガリガリ書く。しかし色々なイベントがありすぎてどれを書いていいものやら途方にくれながら、すでに記憶があやふやになりつつある自分の頭を恨む。
成田に着いたら車を運転しなければならないので、とりあえず寝ようと思うのだが、タイミング良く機内サービスとかが来てしまうので、なかなかぐっすりとはいかない。
まぁそんなこんなで無事に成田到着。Dani 君のケースが投げられたか落とされたかで、割れていたのが気の毒だったが、他に特に問題も無く帰国。空港にて解散となった。僕は高橋さんとDani君を車でそれぞれ送り届けてから夜8時ごろに帰着。片付けもそこそこに就寝。皆さんお疲れ様でした。
最後まで読んで頂いた皆様ありがとうございました!

~現地編(5)~ [KBB BajaProg日記2004]



増田さんの策略により、この日の午後はホテル会場でCDの販売。これが当たってCDが売れる売れる。ホテル会場に持ってきたCDは売切れてしまった。昨日からいったいどれくらいのサインを書いただろう。日本ではちょっと考えられない状態。みんな我々を見つけると声をかけてくれ、口々に昨日のライブが最高のパフォーマンスだったことを言ってくれる。特に弦の交換ショーがうけたようだ。(笑)
夜のシアター会場は「Jaime Rosas Trio」から始まった。キーボードトリオの力技ごり押し系だ。増田さん曰く南米系は結構こういうのが多いらしい。曲の善し悪しはともかく南米系のバンドは楽器がうまい人が多い印象だ。
2つめはお待たせ「ARTI E MESTIERI」だ。ホテルのレストランとかでドラムのフリオ・キリコとかと良く会ったのだが、体のむきむき具合に驚いていたのだ。(笑) 彼らのアルバム TILT で彼のドラムを聞いたときはかなり衝撃だったが、その身体を見て納得。胸板は2倍くらいあるし、握手をしたらこっちの手がつぶれそうだった。(笑)しかもナイスガイ。もてるんだろうな~(笑) いやー、タンクトップ着て演奏したい気持ち、良くわかります。はい。
演奏はいきなりTILT全曲演奏から始まる。そう来たかー。いきなりキリコに釘付け。パワフルかつ正確かつ手数の多いドラムに惚れ惚れ。正直他のメンバーの演奏は、よれてたりキメが決まらなかったりでハラハラするのだが、キリコはお構いなし。「俺について来い」的なドラムでバンドを引っ張る。思わず「兄貴~!」と叫びそうになる。(笑)
来日しないかな~。
フェスティバルのとりは、「I.Q. 」。フェルナンド君から客席上方のVIP席に招待され、ビールを飲みながら特等席から観覧。IQは照明のエンジニアやプロジェクターを持ち込んでの気合の入ったステージ。演奏は正直自分の興味からは外れるものだったが、これらのおかげで一つのトータルの「ショー」として楽しめた。
長かったようであっという間だった4日間のBajaProgも幕を閉じ、我々はCDショップを片付けてアルフォンソ宅へ向かった。打ち上げだ!
追伸:
写真公開しました。http://tsuboy.internet.ne.jp/kbb/bajaprog/index.html

~現地編(4)~ [KBB BajaProg日記2004]



いよいよ本番当日。そうそう飯のことをあまり書いていなかった。朝はホテルでバイキング形式の朝食。シアター会場の周りはレストランなどが無く、まともに腹いっぱい食べられるのは朝食だけ。メキシコでは朝をいっぱい食べ、昼をまあまあ食べ、夜は少なめ、と言うスタイルらしい。だもので、寝起きの身体にムチを打って朝飯はいつもの5倍くらい食べる毎日である。果物とか生野菜とか水が危ないと言う話であったが、今のところメンバー全員OKだ。たぶんホテルが良いホテルだからであろう。
シアター会場では朝の9時からリハーサルが始まっているが我々はトップバッターなので14時30分ごろに会場入りする。2バンド目の DEUS EX MACHINA のリハーサルが押しており、実際にリハが始まったのは16時くらいか。DEUS は僕も好きなバンドで楽しみにしていたが、ヴァイオリニストが抜けたか何かで来ていなかった。かなり残念。
控え室で明日出演の ARTI E MESTIERI のメンバーが機材チェックをしており、挨拶をする。にこやかでフレンドリーなイタリア人達だ。
楽器の準備をしているとステージ上の現地スタッフがわらわらと寄ってきて手伝ってくれる。とにかく親切に色々とやってくれる。電源をくれ、と言ったらヨーロッパ仕様の 220V のラインを引っ張ってきてくれる大サービス。笑。250V 対応のトランスを持って来ていてよかった。
ARTI E MESTIERI のヴァイオリニストがやってきてしばしヴァイオリン談義。私の5弦ヴァイオリンやエフェクタをしげしげと観察。彼のヴァイオリンと交換して弾き比べなどする。どこの国のヴァイオリニストも電気周りで苦労しているようだ。
メイン卓のエンジニアはスペイン語しか通じない。ステージ責任者と増田さんに通訳してもらいながらリハーサルを進める。モニター卓もステージサイドにあり、ステージセットはかなり本格的。そうそう、ムービングライトも吊ってあり、照明もかなりド派手で綺麗だ。
曲を始めるとステージスタッフが1曲終わるごとに喜んでくれる。ステージはかなり広いため、普段のライブハウス環境とは違い、ドラムもモニターで返してもらわないと演奏できない。綿密にモニターバランスをチェックしてリハーサル終了。本番まであと1時間だ。控え室で特大のピザを食べながら待つ。
19時15分、ステージに立つ。緞帳が降りており客席はまだ見えない。緞帳が開いて演奏スタートなんていう展開は実に久しぶり。これは逆に緊張する。笑。会場にKBBの説明をするアナウンスが英語とスペイン語で流れる。さらに緊張する。最後に突然片言の日本語でKBBの解説が始まった。こういうのがあるとは事前に聞いていなかったので、とても驚いた。スタッフの心づかいが嬉しいとともに、緊張感が一気に吹っ飛んだ。
幕が開きヴァイオリンソロからスタート。一展開終わるごとに拍手と歓声を送ってくれて徐々に盛り上がる。高橋さん、Dani、菅野さんと徐々にステージに登場しそのまま1曲目のCatastropheになだれ込む。曲の最初のテーマが終わって静かな中間部にさしかかる前に小ブレイクがあるのだが、すでにそこで大拍手と指笛の声援を受ける。陽気なラテン人達は自分たちが良いと思ったところで曲の途中でも関係なくリアクションを返してくれる。とてもストレートだ。
Catastrophe が終わったあとは今までKBBが受けたことが無いような歓声を受けた。アドレナリンが一気に吹き出る。次は Discontinuous Spiral。踊りだすお客さんも出現。ちなみに僕が設置したビデオの前のお客さんが立って踊っていたため、前半部は彼の背中しか写っていない。笑。
2曲目が終わったところで海外初MC。まずは片言英語でご挨拶。その後さらに片言スペイン語で謝辞を述べる。MCであんなに拍手と歓声をもらったのは生まれて初めてだ。「Did you understand?」と聞いたら、皆で「いえ~す」って答えてくれた。一番の懸案だったMCをクリアして、一気に気持ちが楽になった。
ステージ上はとても広いのであちこち歩きながら演奏できた。弓を振り回してもどこにも当たらないのが嬉しい。曲中ところかまわず送ってくれる拍手と歓声と指笛に乗せられ、どんどんとメンバーの演奏が盛り上がっていく。あー、ライブってこう言うものだよなぁと強く思う。
最後の曲のアナウンスをするとブーイングが起きた。やっぱり最後は「果てなき衝動」でしめる。冒頭の高橋さんのソロもいつもの倍くらいに長め。そして中間部、事件が発生。
弦が切れた(笑)。2日前に換えたばかりなのに。演奏前に「力を抜いて普段どおりの演奏を」とか言っていたのに、一番力が入っていたのは自分だったようだ。ブリッジの部分からすっぱり切れた。とりあえずそのままの状態でヴァイオリンソロ部まで強引に弾ききって、メンバーに合図をして弦の交換に入る。まさかメキシコでも弦の交換ショーをするとは思わなかった。Dani がベースソロで、高橋さんがピアノソロで繋げてくれる。ステージ場で速攻で弦を張替え立ち上がると、お客さんが大喜びしてくれた。ステージサイドでは現地スタッフがガッツポーズ。笑。
果てなき衝動が終わったら1200人の観客からスタンディングオーベーションを受ける。アルフォンソが BajaProg 出演記念のボードを持ってきてくれる。それを掲げながら退場。緞帳が閉まり終了。ステージスタッフが駆け寄ってきてくれて熱い抱擁を交わす。なんだか一番嬉しい瞬間だった。
楽屋に戻りメンバー全員でライブの成功を喜び合う。サンディエゴに住む菅野さんのお母さんが訪ねてきてくれてしばし歓談。とても喜んでくれていた。KBBの音楽はプログレ好き以外の人でもすんなり聞けるのが強みだ。
2バンド目の「DEUS EX MACHINA」が始まった。CD売り場に戻り、日本から持ちこんだ分が品切れ状態になっていた Lost and Found の組立作業を客席横の休憩室みたいなところで行う。こちらの在庫が少なかったので、MUSEAにバルクで持ってきてもらったのだ。ちなみにMUSEAは6月のZAOのライブでやる曲の譜面とCDも持ってきてくれた(笑)。
DEUS は好きだが、やはりヴァイオリンがいた方が好みだ。ちょっときちがいじみた部分が抑えられているようで残念だった。
DEUS 終了後、ロビーを突っ切ってCD売り場に戻ろうとしたが、すでにロビーでたむろしていたお客さんに発見され、取り囲まれてしまう。みんなパンフやらCDやらチケットにサインをしてくれと言う。収拾がつかないので僕は残り、組み立てたCDを高橋さんに預け彼には強行突破してもらう。そのまま20分くらい僕はその場で釘付け。他の3人はCD売り場でサインとCD販売って感じでもうめちゃくちゃ。笑。20分後くらいにようやく4人CD売り場に揃う事が出来た。いやはやすごいお客さんのパワーだった。
3バンド目は「SOFTWORKS」。往年の名プレイヤーが素晴らしい演奏を見せてくれた。ただ客席からだと彼らの細かいインタープレイとかがわからない。高橋さんと僕とDaniはバックステージにまわってサイドからじっくりと鑑賞させてもらった。モニター卓のお兄ちゃんが「こっちに来い」と言うのでモニター卓のところでも見られた。しかも今メンバーがモニターで聞いている音をセレクトして聞けるので最高。笑。
ライブ終了後、ホテルに戻り撮影したビデオを見ながらライブの成功を祝って乾杯! フェルナンドからもらったビールがうまい。

~現地編(3)~ [KBB BajaProg日記2004]



イベント二日目。プログレ専門誌「EXPOSE」の取材を受ける。各個人の音楽的バックグラウンドや、バンドの生い立ち、僕の他のバンドの話まで色々と聞かれた。取材をしてくれた人は日本のプログレ史にとても詳しく、菅野さんが昔やっていた「グリーン」「魔方陣」「ネガスフィア」なんでも知っている。どこの国にもマニアはいるもんですな。びっくり。
まずホテル会場で「EQUILIBRIO VITAL」を見る。ウェルカムパーティでメンバーにバンド名を説明してもらったのだが、いつまで経ってもちゃんと発音できない。日本語で書くと「いきゅいりぶぃりお・ヴィタール」って感じなのだが。
ショーも終わりそうなのでとりあえず部屋に戻ろうとしたのだが、お客さんが我々に気づいたらしくパンフにサインを入れてくれとか、写真を撮ってくれとかたくさん寄ってきてしまった。
しまいに地元ラジオのインタビューも突然入ったりしてちょっと大変だった。概してこの辺の人は日本人が珍しいのか好きなのか良くわからないが、人懐っこい人が多い。
この日の夜のシアターにはメンバー全員で出向く。「CAST」「POCOS & NUVENS」「ANEKDOTEN」を鑑賞。CASTは主催者アルフォンソのバンド。ジェネシススタイルのバンドと聞いていたが、メンバーチェンジのせいかドリームシアターとかその周辺のサウンドを連想させる演奏だった。アルフォンソ宅の CAST スタジオに入る階段は、今まで行ってきたライブの数々を物語るポスターや記念品などが所狭しと飾ってあり、長い歴史を持つバンド。数々のイベントをオーガナイズしてきたその行動力と努力に脱帽。
「POCOS & NUVENS」は女性ヴァイオリニストがおり、YAMAHA のサイレントヴァイオリンを使用していた。なかなか綺麗な音色を出していた。ただ彼女がヴァイオリンを弾かない場面も結構あり、もっと彼女をフィーチャーした方が良いのになと思った。美人だし。
最後は各地のフェスティバル常連の「ANEKDOTEN」。堂々たる演奏っぷりだったが、メロトロンの威力の恐ろしさを思い知らされた。ギターとベースのリフがザンザンと鳴り曲が始まり、メロトロンがヒヤーっと入って来る。もうそれだけで全ての曲の世界観が統一したものになってしまう。彼らは以前日本に来たときに Dani がライブレコーディングのエンジニアをやっていた事を覚えていて好感度アップ。
と言うことでこの日も24時30分頃まで演奏は続いた。ホテルに帰り、いよいよ明日に迫った我々のライブのための打ち合わせ。初日・二日目のお客さんの反応を見て、セットリストに若干の変更を加えた。久々にライブ前日に気持ちが高ぶるのを感じながら早めに就寝。

~現地編(2)~ [KBB BajaProg日記2004]



国境を越えるとすぐに会場である Mexicali の街だ。ホテルにチェックインと行きたいところだが、なんと予約がうまく入っていなかったらしい。15分ほどフロントで待たされる。主催者が交渉してくれてやっと部屋が取れた。なんとそれはスイートルーム。超豪華な部屋である。快適快適。
夜は主催者のアルフォンソさんのお宅でウェルカムパーティ。彼は地元の実業家でとてもお金持ちのようだ。家もとても大きく、地下にはスタジオもある。さらに飼い犬の犬小屋は3畳くらいの大きさのものが二つ。犬は普通の小さなブルドッグなんだけど。。
各国から来たバンドが続々と集まりパーティがいつの間にか始まった。最初はなんとなくコミュニケーションが取り辛かったが、酒の力を借りて話しはじめる。お互い英語がネイティブでは無い同士、たわいも無い会話でガハハと笑いあう。いつのまにか借金の保証人にされたりしていないか心配だ。
どうやらわれわれ日本人は目立つらしく、ぼーっとしていてもどんどん話しかけられる。このフェスティバルのスポンサーであるビール会社のフェルナンド君は、昔日本語を習っていたことがあると言うことでやたらと人懐っこい。すっかり菅野さんと仲良くなり、お互いを「クレイジー」だと罵り合っている。彼にはこのツアーの間、ずいぶんお世話になることとなる。
夜もふけて行くのだが夜中に到着するバンドも多く、一向に終わる気配が無い。と言うことで切りの良いところで「壷井は病気だし、時差ぼけ解消のため」と言う理由で退散する。いや、実際そうなんだけど。
長い一日だった。。。

翌日(3日)、フェスティバル初日。ライブ会場はホテル会場とシアター会場に分かれている。ホテル会場は昼の部、夜はシアター会場と言うわけだ。ホテル会場はテニスコートに野外ステージを組んで演奏するらしい。これがまた豪快で、音はホテル内にガンガン響き渡る。しかもそれはプログレ。でも誰も文句を言わない。どうやら地元のスポンサーが着いていたり、ラジオ放送されていたり、まぁこの辺をあげてのお祭りみたいな感覚のようだ。
我々は機材チェックのためシアター会場へ行った。リクエストしていた物はほとんど揃っており安心していたら、「フォトセッションがあるからホテルにすぐ戻ってくれ」と言われる。あわててホテルに帰るが、お姉さんが適当に一人一人写真を撮っておしまい。いったいこれは何だったのだろう? 僕は増田さんとシアター会場へ再び舞い戻りCD売り場のセッティングなどを行う。ちなみにホテルとシアターは車で10分ほどかかるので、足の無い我々は車の都合をつけるのが結構大変だ。
各バンドのリハを見ながらビデオカメラのセッティングを色々と研究する。音も映像も綺麗に撮れそうなセッティングを発見。固定アングルになると思うがなるべく綺麗に残しておきたい。
そんなこんなで時間が過ぎ、シアター会場もいよいよスタート。
力尽きたのでつづく。。
つづき。
初日のシアター会場は「KOTEBEL」「Richard Sinclair and Friends with Glass」「MATRAZ」の3バンド。それぞれ80分から90分ずつの演奏。一応持ち時間は75分なのだが、その辺はラテンのノリで曖昧のようだ。どのバンドもお腹いっぱいになるまで聞ける。観客は反応は東京では考えられないほど良く、1曲終わるごとに盛大な拍手と指笛が飛び交う。演奏が好みで無い人は演奏途中にとっととロビーに出て行ってしまうという感じだ。
休憩時間のCD売り場は大混雑。どちらかと言うとひやかしが多いのだが、各国から来たCDセラーのブースを熱心に練り歩くプログレファンも多い。KBBを見にニューヨークから来たと言う人もいたりして嬉しい限り。金曜日の我々の演奏を楽しみにしてくれている人が多いようだ。
この日の私のお気に入りはトリの「MATRAZ」。しっかりした演奏と、パワフルな女性ボーカルが印象的。会場の受けもなかなか良かったようだ。
19時30分から始まり終了は24時30分。長いイベントだ~。そうそう、他のメンバーはホテルでくたばっていたみたい。笑。

~現地編(1)~ [KBB BajaProg日記2004]



車で成田まで行く。道はめちゃくちゃすいていて、15時には出発ロビーに着いていた。同じく早めに到着の菅野さんとソファーに座ってぼーっと待つ。16時前にDani、増田さんと到着。旅慣れたDaniはさすがの軽装だ。しかし靴下を忘れたとかいって買いに行っている。準備が良いんだか悪いんだか今ひとつ良くわからない。重量制限が23kgなんだか32kgなんだか良くわからなかったのだが、係員に確認してもらったところ32kgらしい。なんだ、余裕じゃないか。昨日わざわざ体重計を買いに行き、重量を測り28kgあって青くなっていたのだ。二つに分けた荷物をその場で一つに移植。少しでもロストバゲージの危険性は減らしたほうが良い。高橋さんも到着しいよいよ出発。
荷物のX線検査でさっそく僕と高橋さんがひっかかる。さっき閉めた荷物をまた開ける。なにがひっかかったのだろう。エフェクタやらビデオの機材やらをいっぱい入れているからなぁ。おそらく三脚が自動装銃か何かに見えたのだろう。チェックをしてくれたおばさんは、ろくに中身を確認せず終了。
18時に定刻どおりにフライト。僕の座席は5人席なのだが反対側にもう一人いるだけなので、座りたい放題。しかし僕の座った席に問題が。。後ろに体重をかけると勝手にリクライニングするのだ。おかげで離陸中は前かがみにならなければならず、腹筋が鍛えられた。これは欠陥ではないのか?
19時ごろ、鳥小屋にえさでもやりに来た様におばさん達が夕食を配ってくれる。ビーフシチューか生姜焼き。その他は白米・サラダ・いなり寿司・えびの寿司・ロールパン・マロンケーキ。メニューの意味が良くわからないが、とりあえず完食。サンノゼまで8時間ちょっと。長いな。。

うとうとと良い感じになってきた25時30分、朝食に起こされる。アップルパイとクロワッサン。シンプルだ。到着するとサンノゼは朝の9時。長い一日だなぁ。結局機内ではあんまり眠れなかった。風邪ひきの身体に徹夜状態はちとつらい。
サンノゼ空港の入国審査はかなりヘビーだった。鍵やらの金属はおろかベルト、靴までもぬがされた状態でやっと通してもらえた。手荷物の中のPCは勝手に抜き出され、妙な液体をかけられていた。あれはいったいなんだったのだろう。
サンディエゴへの乗換えを待つ間、外を見ていると凄い小さいジェット機が止まっていた。「すげー小さいね。あんなんで飛ぶの不安だね」とか言っていたらそれがうちらの飛行機だった。乗ってみるとこれが凄い迫力。景色は良く見えるし、良く揺れるし。スリル満点で最高!
と言うことでサンディエゴへ到着。どことなく街の雰囲気が違う。例えて言うなら東京から飛んで沖縄に入った感じ。気候も暖かく、コートももういらない感じ。タンクトップで歩く現地人もいる。ここで BajaProg スタッフのお迎えを受け、バンに乗車。3時間あまりをかけてメキシコ国境を目指す。
しかし5人とも時差ぼけと疲れが襲ってきた模様で、沈没モードに入る。日本時間では朝の6時過ぎだから無理も無い。激しい物音で目が覚めると外はすっかり雨。周りの景色は一面の荒野。うーんワイルドなどと思いつつまたウトウト。。
「雪だ!」と言う声で目が覚めるとまわりは一面の雪景色。さっきまでの気候はいったいなんですか?って感じ。しかも車に叩きつけているこの音は、紛れもなく「雹」ってやつ。意味がわからない。対向車線では事故が多発。観光バスが前輪をあげて牽引されていくのを始めてみた。天気も人も豪快な国だ。。
3時間以上走っただろうか、ようやく国境に到着。入国審査を受ける。アメリカ人・メキシコ人はスルーできるのだが、日本人は書類を書いた後、入国税(?)を払わなければならない。税を払う窓口は車がびゅんびゅん走るインターチェンジの料金所を横切った正反対の場所にある。横断歩道とかそういうものはもちろん無い。命からがら(?)無事入国。やっとだ!万歳!
この長い一日はまだまだ続くのだが、疲れたのでとりあえずここまで。
励ましのコメントください。

~準備編(4)~ [KBB BajaProg日記2004]



MCを考える。とりあえずウケを狙う事は考えず、真面目な内容を。海外のバンドはあまりMCをしないと言う事らしいので、とりあえずは基本的な内容をおさえておけば大丈夫だろう。考えたMCを英語とスペイン語に訳してくださると言う方がありがたくも名乗り出てきていただいたので、お言葉に甘えてお願いのメールを送信。
おっと明日はライブなのでスペイン用にまとめた機材を一回ばらして、ライブのセットを組みなおす。なんとなく体調がすぐれない。。。

~準備編(3)~ [KBB BajaProg日記2004]



主催者より機材リストの最新版が届いた。ギターアンプにようやく Roland JC-120 が加わった。それまでは、マーシャルとか Fender しかなかったので困っていたのだ。試しにスタジオでマーシャルとか鳴らしてみたが、、こいつらが良く歪む事。アグレッシブで気持ち良いのだが、クリーントーンまで歪みまくり。自分の脳みそまで歪みそう。これで Discontinuos Spiral とかは辛いっす。と言う事でお約束どおりちゃんと JC があれば、音の入口から出口までばっちりOKと言う事で安心安心。
せっかくの初海外ライブなんで記録に収めようと思い立って、ビデオカメラを購入!最近のは小さくて良いのが多い。最近の定番らしい CANON のやつをゲット。でもテープは最長でも80分だ。収まるかどうか微妙な長さだなぁ。あと、現地でカメラを回してくれる人を探さないと。

~準備編(2)~ [KBB BajaProg日記2004]



注文していたものが続々と届き始めた。なにはともあれ一番気になる電圧関係の試験をする。壁コンセントの電源をトランスで120Vに昇圧し、使用予定の変圧器をかませて100Vに降圧。その先に使用予定のマルチエフェクタをつなげて負荷試験。おー、なんだかちゃんと動いてる。色々と使うことも考えて念のため150Wのやつを買っておいて正解かも。それでいて350グラムととても軽量。すばらし~。

~準備編(1)~ [KBB BajaProg日記2004]



ついにメキシコ行きまで2週間を切ってしまった。準備は一向に進んでいない。機材は何を持っていくかは決まったがまだ電源問題を解決していない。日本は100Vだがメキシコは120Vだ。最近の電源アダプタはユニバーサル対応とかで、100V-240VまでOKだったりするのだが、僕が使う予定のDigitechのマルチエフェクタのアダプタは100V仕様だ。。仕方が無いので携帯用のトランスを購入して持って行く事にする。
スーツケースも今あるやつは割りと安物で機材を入れるのも不安だし、キャスタ移動も自由が利かないタイプ。ってことで、スーツケースも注文。最近はこういう買い物が全部ネットで出来るので忙しくてお店に行く時間が無い時でも便利っす。
あとは、あれもーこれもー、わー、と色々と沸いてくるが日記のネタとして取っておこう。笑。
と言う事で、この日は本番前の最終リハ。全員いつもの機材では無く本番仕様の機材で準備。僕の足元はいつもの3分の1位でシンプル。キーボードは音源モジュール以外は持っていけないので、現地機材のレンタルがほとんどで1台1音色作戦。なので高橋さんはいつもより多い機材に囲まれるはめに。でも当日は本物のレスリーやらムーグやらローズを使える予定。Dani君のエフェクタ類は全部電池駆動。これが一番安全だな。ドラムの菅野さんはスネアとかペダルとか持っていくもの多そうで大変そう。
演奏曲も曲順も決めてしまって通しリハ。イケイケ代表曲のオンパレードって感じで、これで盛り上がらなきゃその場で切腹でもしないと日本に帰れないな。笑。
悩みの種はMCだ。どうやって笑いを取ればよいんだろう…。

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